「人に嫌われることを怖れるな」が今一つ腹落ちしない理由

 私はわりと人の機嫌を過剰に気にするほうである。

 んで、それがしんどいので、いろいろ心理学の本とかネットの記事とか読んでいるんだけど、よくあるのが「人に嫌われることを怖れるな」ってやつ。

 

 嫌われることを怖れている……のかなあ? 割と、「嫌われたら仕方ないよね」って思うほうなんだけど、心のどこかで「嫌われることを怖れて」いるんだろうか。

 

 メールの返信が来ないと「嫌われた」って感じる。返事があっても「本当は返事返すのも嫌だろうに、気を使って返事してくれていたんだなあ」って考えてしまう。この悲観的な理由はなんだろう、って突き詰めてみると……

 

 「人に嫌われる」ことが怖いんじゃない。

 「人に嫌われていることを気づかず、気づかなかったこと責められる」のが怖いんだ。

 

 私は過去(中学校時代)にハブにされた経験があるのだけど、そのハブにされたときは「勘違いして友達ヅラしないで」って宣言されたんだよね。

 そこからだと思う。過剰に「自分は相手に嫌われているというメッセージを見落としていないか」って気にするようになったのは。結果、「嫌われている」という前提で行動し、防衛心が過剰、とか言われるのだ。

 

 となると、今後のテーマがわかった。

 「人に嫌われていることを気づかなくとも許せる自分」を構築しよう。